新種牡馬「リアルインパクト」について

スポンサーリンク
種牡馬

新種牡馬「リアルインパクト」について

■現役時代

【 通算成績 】
30戦5勝 [5-5-2-18]

【 勝ち鞍 】
・安田記念 [2011年]
・ジョージライダーS [2015年]
・阪神C [2013~2014年]

2009年のセレクトセールに上場されたものの、買い手がつかず3000万円で主取り
セレクトセールにいた堀宣行調教師に声をかけ、キャロットファームで4000万円(400口)で募集

2010年6月に函館競馬場に入厩
当初は夏開催でデビュー予定だったが、ゲート試験に合格後に疲れが出たため放牧
9月に入厩後、順調に調教を積まれて10月の東京競馬場に出走
圧倒的1番人気(1.3倍)に支持され、512㎏と馬格に恵まれた馬体で最後は突き放して3馬身差の圧勝
その後は京王杯2歳S➡️朝日杯FSどちらとも3/4馬身差で2着
JRA賞最優秀2歳牡馬のグランプリボスに勝てずの結果

3歳を迎えた3月に放牧先(山元トレセン)で東日本大震災に遭い、美浦トレセンの近郊の牧場に輸送され、3月中旬に美浦トレセンに帰厩
震災の影響で調整が遅れてしまい、3歳初戦のニュージーランドTは見せ場なく11着
レース後は状態が上向きとなり、万全の状態で迎えたNHKマイルCでは出負け+直線が進路が開かず、スムーズを欠きながらも3着
4度目のグランプリボスとの対決でしたが、今回も敗れて4連敗の結果
その後は日本ダービーの出走可能ラインを超えていましたが、距離適性を考えて日本ダービーを見送り、敢えて3歳で安田記念に挑戦
鞍上は戸崎騎手を迎えて先行し、直線で早めに抜け出して同厩舎のストロングリターンの追撃を抑えてクビ差の勝利
2004年メイショウボーラー以来、7年ぶりの3歳馬での挑戦
安田記念がGIに指定された1984年以降で、初の3歳馬による安田記念の勝利
8年経った現在もこの記録に並ぶ3歳馬は現れず

その後は重賞で好走はしますが掲示板どまり
5歳を迎えた年末の阪神C
R.ムーア騎手を迎えて5歳にして初めての逃げ
最後まで粘って安田記念以来、約2年6ヶ月ぶりの勝利を挙げます
その後は勝つことが出来ませんでしたが、阪神Cで連覇達成

2015年4月に7歳を迎え、オーストラリアのGⅠであるドンカスターマイルに出走を決めます
その前に3月に行われるジョージライダーSにも出走し、先行して最後は叩きあいを制して海外初挑戦でうれしい2度目のGⅠ制覇
安田記念➡️ジョージライダーSまでに要した期間は3年9か月で、GI勝利間隔としてはアドマイヤコジーンを抜いて日本馬史上最長記録
続くドンカスターマイルでは2着に敗れ、その後は国内3戦出走して競走馬登録を抹消

ディープインパクト産駒としては瞬発力よりパワー寄りの配合馬で、産駒としては珍しく息の長い活躍をして引退

■血統

父:ディープインパクト
母:トキオリアリティー
母父:Meadowlake

リアルインパクト産駒の最大の強みは血統
母トキオリアリティーはGⅠ級の逸材を輩出した繁殖牝馬
◆リアルインパクト [安田記念、ジョージライダーS]
◆ネオリアリズム [QE2世C]
◆アイルラヴァゲイン [オーシャンS]

そして祖母としても
◆アドマイヤフッキー
➡️アンフィトリテ [4戦3勝]
◆リアルメンテ
➡️ショーウェイ [ファンタジーS(2着)]
◆ウィルパワー
➡️インディチャンプ [安田記念]
➡️アウィルアウェイ[京王杯2歳S(2着)]
今年の安田記念を制覇したインディチャンプもトキオリアリティーの血が含まれています

■種牡馬として

日本ではサンデーサイレンスの血を持つ繁殖牝馬が多く、種付けを希望する際には「非サンデー種牡馬」を探していることもあり、「サンデー種牡馬」は飽和状態になっている
しかし、サンデーサイレンスの後継者であるディープインパクトが優秀な成績を収めています
種付け料は現在4000万(2018年197頭)と世界一の種牡馬となっています
年々種付け料は値上げをし、今年も踏み切った事情は交配頭数の抑制ではないかと推測されています

そろそろディープインパクトの後継種牡馬がほしいところですが
・ディープブリランテ
・トーセンホマレボシ
・トーセンラー
・ダノンバラード
まだ上記の4頭の産駒から大物が現れず
今年は2頭の父ディープインパクトを持つ種牡馬に注目が集まり
・キズナ [初年度269頭]
・リアルインパクト [初年度139頭]
この2頭の産駒はすでに結果を出しつつあります

初年度種付け数は
・日本:139頭 [種付け料:80万]
・オーストラリア:134頭 [種付け料:1万9,250オーストラリアドル(約166万)]
シャトル種牡馬として合計273頭も種付けをしています
日本では種付け料80万円なのに対し、オーストラリアでは約166万円と約2倍の金額
今後もシャトル種牡馬としてオーストラリアでの増加の可能性もあります

2018年:36頭
2017年:112頭 [オーストラリア112頭]
2016年:139頭 [オーストラリア134頭]

2018年度は種付けシーズン中のアクシデントによる休養期間が長かったため、36頭の交配にとまりましたが、すでに完治してすこぶる良い状態になっています

吉田勝己代表のコメントで

「個人的には〝マイルの馬〟が、一番力があると思っています。それが、しっかり産駒に伝われば走ってくれるだろうし、現時点では見映えの良い馬が多いですよ。かなりの確率で走ってくれると思いますよ。」

吉田勝己代表も種牡馬としての前評判は高く、今年の結果次第では日本での種付け頭数は増えるかもしれません
種付け料が80万とこの血統を考えれば安すぎる金額設定
早く仕上がって、長くいい脚が使えるパワータイプが多く、父に似て長くいい脚を使える産駒が多い
ディープインパクトの後継種牡馬として今後も期待したい

■産駒の成績

※2020年2月23日(日)まで更新

200戦17勝【17-21-11-151】
➡️芝【15-17-9-111】
➡️ダ【2-4-2-40】

◆距離
芝1200m以下【4-3-4-24】
芝1400m【5-5-0-21】
芝1600m【3-7-3-44】
芝1800m【3-2-2-14】
芝2000m【0-0-0-8】

ダ1200m以下【0-2-1-15】
ダ1300~1400m【1-1-0-10】
ダ1600m【0-0-0-2】
ダ1700~1800m【1-1-1-13】

◆性別
牡馬【11-9-8-83】
牝馬【6-12-3-68】

◆馬場
良    【10-15-7-96】
稍重【2-2-2-38】
重    【4-3-2-10】
不良【1-1-1-7】

■その他の新種牡馬について

タイトルとURLをコピーしました